パラリンピックが間もなく開幕しますが、TEAM DADA 女子車いすバスケットボールプレイヤー
「網本麻里」選手がドイツに向けて出発しました。
6月にリリースされましたが、ドイツ1部リーグ ケルンと契約しました。
ドイツ女子チームは前回のロンドンパラリンピックで金を取るなど、世界的な強豪国。
そしてドイツリーグは男女、健常者もミックスというスタイルで行われます。
女子は持ち点が―1.5になるアドバンテージがあるとはいえ、
女子選手にとってはかなりタフな環境であることは間違いないでしょう。
そして、プレイ面以外での生活面も未知の環境。
代表候補の彼女は代表の活動の度に帰国し合流しなくてはいけないため、頻繁な行き来も必要となってきます。
女子車いすバスケットボール界のエースがなぜあえて今厳しい環境を選択したのか、
その理由を語ってくれました。
「今の車いすバスケはすそ野を広げてチーム全体の底上げが必要との声もありますが、
私自身まだまだできないこともたくさんあるし、レベルをあげられると思うんです。」
今年の3月に行われ、惜しくも出場を逃したリオパラリンピックの予選の後にその思いを強くしたそうです。
「常に厳しい環境に身をおいておきたいんです。」
全ては2020年に開催が決まっている東京パラリンピックに向けての準備のため。
自分の個の力をさらに高めるために、厳しい環境に身を置くことを選択したそうです。
今回日本での活動の退路を断ってまで、ドイツに挑戦する覚悟を語ってくれました。
ドイツチームの情報はこちらから確認することができます。KOELN 99ers
彼女の活動も下記のオフィシャルブログで確認いただけます。
TEAM DADA 網本麻里選手の応援よろしくお願いします。
網本麻里
小学3年生よりバスケを始める。
中学に入り足の障害のためバスケを断念する。
その後、母と一緒に訪れた大阪市長居障害者スポーツセンターで車いすバスケットボールに出会う。
2008年18歳で代表選出、北京オリンピックではチームは4位でメダルを逃したが、大会得点王となる。
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